お知らせ
2018.07.31GROWISECURITY
GROWI 脆弱性対応のお知らせ (JVN#18716340)
概要
弊社が公開している GROWI システム (v3.1.11 以前) において、複数のクロスサイトスクリプティングの脆弱性が存在することを確認いたしました。
この脆弱性を悪用された場合、GROWI が出力するページをブラウザで閲覧した際に、埋め込まれた JavaScript が実行される可能性があります。
最新バージョンにて修正対応が完了しておりますので、該当するバージョンをご利用中の方はアップデートをお願いいたします。
セキュリティ脆弱性の詳細
CVE, JVN が公開している以下のセキュリティアドバイザリ
対策
- GROWI を v3.1.12 以降のバージョンにアップデートしてください
アップデート版の入手場所
謝辞
この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
- CVE-2018-0652, CVE-2018-0653
- 報告者: 情報科学専門学校 林義徳 氏
- CVE-2018-0654, CVE-2018-0655
- 報告者: 情報科学専⾨学校 ⻄⾕完太 ⽒
ご報告いただきましたお二方、ならびにご対応いただきました JPCERT/CC の関係者、皆様に感謝申し上げます。