お知らせ
2021.03.08GROWISECURITY
GROWI 脆弱性対応のお知らせ (JVN#94889258)
2021/9/15 追記
以下の脆弱性に加え、別の脆弱性を修正しリリースいたしました。
- 詳細はGROWI 脆弱性対応のお知らせ (JVN#94889258 更新)をご覧ください。
概要
弊社が公開している GROWI システム (v4.2.2 およびそれより前のバージョン) において、複数の脆弱性が存在することが判明しました。
以下の影響があります。
- GROWI が出力する添付ファイルをブラウザで閲覧した際に、埋め込まれた JavaScript が実行される可能性があります。
- システム上の任意のファイルに対する不正な読み出し、あるいは削除が実行される可能性があります。
- ユーザの個⼈情報やサーバの内部情報を読み出される可能性があります。
- システム上のファイルを上書きされ、結果として任意のコードが実⾏される可能性があります。
v4.2.3 にて修正対応が完了しておりますので、該当するバージョンをご利用中の方はアップデートをお願いいたします。
セキュリティ脆弱性の詳細
CVE, JVN が公開している以下のセキュリティアドバイザリ
対策
- GROWI を v4.2.3 以降のバージョンにアップデートしてください。
アップデート版の入手場所
謝辞
この脆弱性情報は、情報セキュリティ早期警戒パートナーシップに基づき下記の方が IPA に報告し、JPCERT/CC が開発者との調整を行いました。
- CVE-2021-20667
- CVE-2021-20668
- CVE-2021-20669
- CVE-2021-20670
- CVE-2021-20671
- 報告者:株式会社Flatt Security stypr 氏
ご報告いただきました方、ならびにご対応いただきました JPCERT/CC の関係者、皆様に感謝申し上げます。