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GROWI Users Meetup、開催までの道のり(後編)

みなさんこんにちは!WESEEK 戦略企画室 コミュニティーマネージャーの太田です。

前回の「GROWI Users Meetup、開催までの道のり 前編」に引き続き、今回もGROWI Users Meetupについて、主催者側・コミュニティーマネージャー目線で語っていければと思っています。

前編をまだ読んでいないよ!という方がいらっしゃったら、ぜひそちらを読んでから後編をお楽しみいただければと思います。

ユーザー会開催までの歩み ~夏から冬~

開催に待った!をかけたのは…

日本がオリンピックの開催にソワソワし始めた7月頃。

Slack のチャンネルも整備できたし、イベントの進行案を固めつつそろそろ協力者を募集したいな~と思っていた矢先、そこに待った!をかけたのは当時鋭意開発中だった GROWI Botでした。

GROWI Botとは、WESEEK が提供する GROWI の操作を支援するSlack Appです。Slack と GROWI を連携することで、よりシームレスな文章作成・共有が可能となります。
詳細につきましては、Slackと社内wikiを連携させるGROWI Botとは?GROWI Docs / Slack連携 をご覧ください。

GROWI Botの魅力を広くユーザーの皆さんにお伝えするためにも、「最初の GROWI Users Meetup は、 GROWI Bot のリリースを記念した回にしよう!」という方針が決定。

当時の議事録
当時の議事録

GROWI Botのリリースを待って9月後半~10月ぐらいにはユーザー会をやりたい、と当時の議事録には記されておりました。

しかし、GROWI Botの開発が予想よりも遅れてしまったことで、GROWI Users Meetupの開催もどんどん先延ばしに…。
気づけば季節は秋から冬に変わっていったのです。

コミュニティーマネージャーとしてユーザー会を進めていかなきゃ!という焦りとは裏腹に、なかなか終わらないGROWI Botの開発。
GROWI 村議の度に「いつ頃リリースできますか?」と聞くことになってしまい、開発チームの皆さんにはちょっと申し訳なかったです。
「もうすぐリリースできそう」も「しばらくかかりそう」も何回も聞きました。

GROWI Botリリース!

そして昨年の12月。遂にGROWI Botが正式にリリースされました!

GROWI Botの機能の一つ、検索機能
GROWI Botの機能の一つ、Slack 上でのGROWI全文検索機能

ちなみに、GROWI Botが開発をスタートしてから無事リリースされるまでにはかな~りの紆余曲折があったのですが…。
その記録は、来週開催されるWESEEK Tech Conference「Slack社にも却下された変態的Slackbotの作り方」で発表されるそうです。一体GROWI Botの開発に何が起きたのか、興味ある方は是非ご参加ください。

急ピッチで準備

GROWI Botのリリースと同時にプレスリリースを公開、そしてずっと温めていた GROWI Users Meetup の開催も告知することに。

ちなみに、GROWI Users Meetup の開催予定日は12月20日だったのですが、最初の告知を行ったのはなんと12月3日

本番まで残り約2週間しかない中、急ピッチで準備を進めなくてはいけません。
私一人では到底準備できないので、GROWI開発メンバーの中から担当者を決めて当日までの準備を進めていきました。

左から宮沢さん・増山さん・一松さん
左から宮沢さん・増山さん・一松さん

第1回 GROWI Users Meetupにご協力いただいたのは、インターン生の宮沢さん・増山さん、そして社員の一松さん!

かなりタイトなスケジュールではありましたが、皆さん日々の業務の傍らスライド作成や発表原稿の作成、リハーサルなどに協力していただきました。ありがとうございます。

GROWI Users Meetup当日の様子

今回のGROWI Users Meetupは、このようなプログラムでお届けしました。

  • 最近のGROWIのアップデート&今後の開発予定紹介 (宮沢)
  • 開発者が語る、GROWI Botの魅力 (増山)
  • オープン GROWI 村議 (一松)

当日は発表者側の様子を Zoom で配信しつつ、参加者の皆さんとは Slack で交流を行いました。
発表へのリアクションやツッコミ、疑問点などなど、WESEEKからの発表中もとても活発にコミュニケーションがなされていました!

GROWI Bot の紹介では実際に Slack 上でBotの操作を行い、検索結果の共有や unfurl の表示を実際に参加者の方に見ていただきながら発表を行いました。

当日の配信画面、コミュニケーションはSlackで行いました
当日の配信画面、コミュニケーションはSlackで!

最後のプログラムである GROWI オープン村議では、実装検討中のPDFビューワーとショートカットキーについて、ユーザーの方も交えて議論を行いました。
当日の議事録はこちらから閲覧できます!

初参加のユーザーさんが会議で発言をするのはちょっとハードルが高いかも…ということで、気軽に意見を表明できるよう PDFビューワーのデザインについて Slack 上でアンケートを実施!

検討中のPDFプレビュー機能について
検討中のPDFプレビュー機能について、アンケートを実施しました

もう一つのショートカットキーの話題では、あったら嬉しいショートカットキーについて皆さんから様々な要望をいただきました。

ユーザーさんからいただいた要望を元に、GROWI 上で / を入力すると検索窓にフォーカスされるショートカットキーがユーザー会の4日後に早速追加されました!
https://github.com/weseek/growi/pull/5006

GROWI Users Meetup を終えて

ということで、構想から約1年!ついに第1回 GROWI Users Meetupを開催することができました。

GROWI Users Meetupを通して、WESEEK の関係者はもちろん、ユーザーさんからも GROWI に関するコメントをいただいたり、アンケートで貴重なご意見をいただくことができました。

GROWIの開発を行っているエンジニアの皆さんからも「ユーザーの反応を見ることができて楽しかった」「今後の開発への意欲が沸いた」という感想をいただきました。

その他、GROWI Users Meetupを通してGROWI 開発陣のチーム意識にも変化があったようです!

代表の武井さんからコメントをいただきました。

日常でのチームの意識にも変化が芽生えたのは副次的な収穫でした。
GROWI の開発はアジャイルでやっているとはいえ、受託開発のように納期があるものではないのでどうしてもチームのスプリント意識が希薄になってしまうという課題は以前からありました。やっぱり追い立てられるものがないと人間急げないんですよね…
今回の Meetup がスケジュールされたことで、ある種の成果発表期限をメンバー一人一人が設定し、それに向けて精力的に取り組む勢いが生まれました。
自分たちが欲しいプロダクトを自分たちで作り、それに共感してくれるユーザーさんに届けるという原点の意識を、Users Meetup をやることで再確認できたんじゃないかなと思います。

今後の予定

今後も1か月に1回程度の開催を目指して、GROWI Users Meetupを通してユーザーさんとの交流を広げていけたらと思っています。

次回の開催日はまだ未定なのですが、ぜひ皆さんもこちらから GROWI の Slack ワークスペースに参加して、GROWI Users Meetupの最新情報をチェックしてみてください!

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